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エントリーと審査員


日本はさまざまな国際映画祭で作品を披露しています。しかし、何でもかんでも映画祭にエントリーできるわけではありません。映画祭ごとに基準というものが設けられています。カンヌ映画祭を例に挙げると、このようになります。
        
カンヌ映画祭にはパルムドールを目指して競う「本選」(オフィシャル・コンペティション)と併行部門があり、本選には毎年20数本の作品が選ばれる。この他、「本選」内の特別上映にノン・コンペの特別招待システムがあり、           例年4、5本が選ばれます。特別招待は、過去にグラン・プリを獲得した監督作品の枠とされ、黒澤明監督の「まあだだよ」(93年)もこれにあてはまります。         
        
映画祭への出品資格は         
・「製作されて12ケ月以内」         
・「本国以外で封切られていないこと」         
・「他の映画祭に出品されていないこと」         
・「フランス語か英語の字幕を入れること」

以上が条件となります。映画制作者にしてみれば、たくさんの人に見てもらいたいというのが本心というものですが、「本国以外で封切られていないこと」いうのが少々厳しいように思います。

次に、これらの資格を得てエントリーされた作品に賞を与える審査員についてです。映画祭には数百本という作品が寄せられ、コンペティションの中から1本、全作品から優れた作品を1本選ぶとなると相当ハードなものになります。全作品を一本ずつ見ていくととんでもない時間を要するので、 審査員同士が事前に良さそうな映画を教えあって、前評判の高い作品を見ます。最低でもコンペティションに登場する映画はカバーしておかなければなりません。





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