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映画のファッションブーム

映画とファッションが切っても切り離せない関係であることは言うまでもありません。スクリーンに映し出されるのは、著名な俳優たちだけではなく、彼らとともに働くスタイリストたちがコーディネートする衣装の数々。それらはときにファッションブームを巻き起こし、歴史に刻まれてきました。まずは、映画によってもたらされたファッションブームの流れを紹介したいと思います。
1948年 イギリス映画『赤い靴』が上映され、銀座通りの靴屋に赤い靴がずらりと並び、「赤い靴ブーム」を巻き起こす。この映画は「一度履いたら死ぬまで踊り続けなければならないという魔力を秘めた赤い靴」というアンデルセンの童話を題材にしたバレエの話で、約15分に及ぶ幻想的な『赤い靴』上演シーンが圧巻です。
1950年代 ジーンズが世界中でブームになる。ハリウッド映画ででーンズが登場し始める。 ジーンズを初めてハリウッドの映画ではいたスターといえば、マーロン・ブランドが記憶されるべき人物であろう。この映画ではバイクに乗る男のスタイルとしてジーンズと革ジャンが登場する。
1953年 『君の名は』のヒロイン岸真知子の「真知子巻き」が日本中で流行。。「真知子巻き」の「真知子」は、1952年に放送された菊田一夫原作の人気ラジオドラマ『君の名は』の主人公です。放送時間にはお風呂屋さんの女湯がガラガラになると言われたほどの人気番組は、翌1953年に岸惠子・佐田啓二主演で映画化されました。その際、岸恵子演ずるヒロイン氏家真知子がショールを首から頭に巻いており、このスタイルが「真知子巻き」と呼ばれ大流行しました。 ショールは白い毛糸で編んだものが特に好まれたらしく、またファッション性だけでなく、暖かく実用的なスタイルであったことも、流行した理由の一つだったようです。
1954年 『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンのヘップバーンカットやロングフレアスカートが大流行。ヘップバーンカットは、映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーン扮するアン女王が街に飛び出して、ローマの下町のカットサロンに行くシーンで一躍有名に。それまでの長い髪を思い切ってカットして、前髪を短く切りそろえ、後ろはややショートカットにしたヘアスタイルです。髪を切ることで、退屈で形式的な公務の世界から解放されて、一人の女性アンになることを象徴したシーンでした。だから日本中の女性たちは共感し、街中にヘップバーンカットがあふれました。
1954年 『麗しのサブリナ』から生まれた、サブリナパンツにぺったんこのバレエシューズといったモダンスタイルが人気に。
1956年 『ジャイアンツ』でジェームス・ディーンがリーのジーンズをはくなど、映画主人公のジーンズスタイルが見られるようになる。
1956年 『太陽の季節』の太陽族ファッションが若者の間で流行。「慎太郎刈り」やアロハシャツの細身のマンボズボン、ツートーンカラーの靴にサングラスなどが人気に。
1972年 『華麗なるギャッツビー』のスタイルが流行
1997年 ウラジミール・ナボコフ原作の『ロリータ』が語源となったロリータファッションが登場。ロリータファッションをまとった「デコラちゃん」と呼ばれる女の子が原宿に出現。
2001年 『アメリカン・スイートハート』や『ショウタイム』で使用された「La Loop/ラ・ループ」(サングラスホルダー)が流行。多くのスターが愛用し、人気に。この「ラ・ループ」はアメリカのニューヨークで誕生し、『アメリカン・スイートハート』でジュリア・ロバーツが使っていたことから一気に人気が出始めました。ロバート・デ・ニーロとエディー・マーフィー共演の『ショウタイム』ではレネ・ルッソが使用。また、俳優ではサングラスが大好きなブラッド・ピッドが映画でもプライベートでも使用。アーティストのロッド・スチュワートもライブやプライベートで使っています。ちなみに、ブラッド・ピッドが使っているモデルが一番高いそうです。

オードリー・ヘップバーンとファッション
オードリーの自己表現
 












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