新規参入第1号スカイマークエアラインズとの比較

1998年、国内定期航空事業に35年ぶりに新規参入したのが、スカイマークエアラインズである。

以下スカイマークエアラインズHP、会社概要の事業目的より

我が国の定期航空運送事業者は、戦後の航空再開以降数多くの合併の歴史を経て、3社に集約(系列各社は除く)されてまいりましたが、国内線市場では十分な競争環境が現出されているとは言い難く、寡占状態にあると言わざるを得ません。
厳しい競争にさらされている国際線市場では運賃の低廉化には目を見張るものがあり、メリットが利用者に還元されている一方で、国内線市場では運賃が高止まり状態にあり、利用者の不満は高まっておりました。
当社は、このような国内線市場に参入し、競争状態を生み出し、利用者便益の向上に資することを目的に設立されました。

競争を生み出すという理念に基づき、実際にスカイマークエアラインズ(以下スカイマーク)は1998年9月19日に第1便の就航を果たし、新規航空会社が参入できたことを示してみせたのだ。このスカイマークが就航できた大きな理由に後ろ盾があったことは見逃せない。それは旅行会社のHISのバックアップがあったからだ。資本金は約52億円。HISが51.2%もの株を出資している。第一の路線は羽田−福岡線。もちろん格安運賃である。通常期27400円の半額13700円の低運賃。上々の搭乗率を誇り、2002年には黒字の見通しとも言われている。今では第3機を就航し、羽田−鹿児島線や国際線にまで参入を果たしたスカイマークは、機内サービスの簡略化、電話予約を中心としたチケットレス化、座席ピッチの短縮等による収容能力増、航空機整備業務や空港カウンター業務の一部委託、機体広告による収入増等の施策を講じ、新規航空会社としての旗手となった。

ただ一部ではHISの子会社という見方もある。しっかりとした経営陣により、採算が取られていた。だが、新規ということでいろいろな障害もあった。